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老人ホームを探し始めると、最初に多くの方がつまずくのが

「入居金とは?」「入居金って何の費用?」「払う必要はあるの?」

という疑問です。

ネット検索でも「老人ホーム 入居金」「老人ホーム 入居金 費用」「老人ホーム 入居金 相場」など、

入居金に関する検索ボリュームは非常に大きく、

それだけ入居金に困っている方が多いことがわかります。

なぜここまで入居金が難しいのかというと、

• 入居金の仕組みが施設ごとに違う

• 入居金の使い道がわかりづらい

• 入居金の返金ルールがややこしい

• 入居金が0円でも、その分月額費用が高い

• 「入居金が高い=高級」とは限らない

• 「入居金0円=安い」とも限らない

というように、

一般の方が判断できないほど複雑な費用構造になっている からです。

本記事では、入居金の基本から、費用の見方、比較の仕方、

失敗しない老人ホーム選びのポイントまでを解説します。

1. 入居金とは何か?わかりやすい定義と仕組み

1-1 入居金の正式名称と意味

老人ホームの「入居金」とは、
施設へ入居する際に最初に支払うまとまった費用のことです。

一般的には以下のように表記されます。
• 入居金
• 入居一時金
• 前払金
• 前払家賃
• 権利金

呼び方は違いますが、意味はほぼ共通しています。

入居金=家賃を前払いし、その見返りとして毎月の月額費用に割引が入る仕組み

これが大前提です。

1-2 入居金は「家賃の前払い」

入居金で最も誤解されている部分がここです。

入居金は“老人ホームに入るための入会費・保証金” ではありません。
入居金とは、将来の家賃をまとめて前払いして、毎月の月額費用(特に家賃)を安くするための仕組みです。

たとえば:
• 入居金600万円
• 月額20万円

という表示の場合、本来の家賃が30万円だとして、
そのうち10万円分を先に600万円として支払っている、というイメージです。

1-3 入居金0円プランとの違い

最近は
• 入居金0円
• 初期費用0円
• 敷金のみ
というプランも増えています。

しかし、入居金0円=安いとは限りません。

その理由は単純で、入居金を0円にした代わりに、
月額費用(家賃)を高めに設定しているからです。

2. 入居金の費用構造:償却・返金・月額との関係

入居金を理解する上で絶対に押さえるべきなのが
• 償却
• 未償却の返金
• 月額費用との関係

この3つのポイントです。

2-1 償却とは?入居金が減っていく仕組み

入居金は、支払った瞬間に使われてしまうのではなく、
一定期間(償却期間)をかけて少しずつ消えていきます。

例)600万円の入居金を60ヶ月で償却する場合

600万円 ÷ 60ヶ月 = 10万円/月

この10万円が毎月の「前払い家賃」として処理されます。

2-2 未償却分の返金ルール

たとえば償却期間の途中で退去した場合、
償却されていない分(未償却分)は返金されます。

600万円の入居金
償却期間60ヶ月
入居後12ヶ月で退去

→ 償却済み:10万円 × 12ヶ月=120万円
→ 未償却:600万円 − 120万円=480万円
→ 返金480万円

この仕組みを理解していないと、
「入居金が高いのに、すぐ退去したら損をするのでは?」
と思い込んでしまう方が非常に多いですが、
実際はほとんどのケースで返金されます。
※返金割合は施設の規定による

2-3 入居金と月額費用の逆転現象

入居金をたくさん払うと月額費用が下がり、
入居金を払わないと月額費用が上がります。

入居金と月額費用はシーソーの関係にあるのです。

3. 入居金の相場と施設別の違い

老人ホームの種類によって入居金の相場は大きく異なります。

◯ 介護付き有料老人ホーム(特に多額の入居金)

入居金相場:0万円〜2000万円以上
高級施設では、5000万円〜1億円というケースも存在します。


◯ 住宅型有料老人ホーム

入居金相場:0円〜200万円
※都内高級エリアは1000万円以上の場合もあり


◯ サービス付き高齢者向け住宅

サ高住は基本的に入居金なし。
敷金のみ(家賃2〜4ヶ月)が一般的です。

4. 具体例で比較:入居金600万円・月額20万円の真実

① 600万円の償却モデル

償却60ヶ月の場合:600万円 ÷ 60ヶ月=10万円/月
→ 10万円の「前払い家賃」

つまり、
本来30万円の月額費用
→ 入居金により20万円に下がっているという構造です。


② 0円プラン(25万円)との比較

【Aプラン】入居金600万円・月額20万円
【Bプラン】入居金0円・月額25万円

●3年(36ヶ月)の場合
A:600万+(20万×36)=1320万
B:25万×36=900万
→ 3年以内なら0円プランが安い。420万円の差。


●5年(60ヶ月)
A:600万+(20万×60)=1800万
B:25万×60=1500万
→ 5年以上だと入居金0円の方が安い。償却終了。300万円の差。


●10年(120ヶ月)
A:600万+(20万×120)=3000万
B:25万×120=1500万=3000万
→ 同額に。償却終了後、5年。

→→この場合、10年以上入居すれば入居金を支払った場合の方が得をする。
  10年後、1年につき60万円ずつ得をする。

5. 入居金で絶対に失敗しないためのチェックポイント

• 入居金の償却期間は?
• 償却方法は均等償却?初期償却?
• 未償却の返金はどうなる?
• 入居金を払うことで月額はいくら下がる?
• 実際に何年住む見込みか?
• 医療対応・介護度変化で月額は変わる?

6. なぜ入居金で失敗するのか?

入居金の仕組みが複雑
施設ごとに表記が違う
月額費用の計算式も違う
返金ルールが正しく説明されない
入居金0円=安い という誤解
入居金600万円=高すぎる という思い込み

老人ホームの費用は
• 家賃
• 管理費
• 食費
• 介護保険の自己負担
• 医療費
• オムツ代・生活費
• 入居金償却
• 返金制度

これらが絡み合うため、素人判断は危険 です。

7. 前払いプランと0円プランの選択はどうすべきか

どれくらい入居をするかは、大袈裟に言ってしまえばほぼ「余命」とイコールです。
前払いプランの支払い総額がいつ0円プランを下回るかが重要です。
余命なので、誰でも長生きをする可能性もあれば、誰もがいつ亡くなるかは分かりません。
持病等によっても左右されます。


それでも判断ができるよう、最近の「平均寿命」をお伝えいたします。
かなり簡単な指標ですが、参考にしています。

男性:81.09歳
女性:87.13歳
(2024年厚生労働省)

国内長寿の記録としては、
男性:111歳
女性:114歳
世界最高齢:122歳(フランス)



◯ 初期償却

施設によっては入居金の中途解約の場合、日割り後の返還率100%の施設があります。
※基本は90%ほどで設定され、この場合は10%分は支払った時点で返金がされない前提となります→初期償却と言う
100%の場合、先に払っているだけでいつ退去をしても出費額は変わらないです。
償却後は、支払っていた場合の方が得をしていきます。
このようなケースもあり得ます。

8. まとめ|入居金の相談は専門家に任せるのが最も確実

私は日々、
「この施設の入居金、払うべき?」
「入居金0円プランのほうが良い?」
「月額費用はどこまで上がる?」
というご相談を受けています。

入居金は施設ごとに計算方法が違い、
その仕組みを理解するのはほぼ不可能です。

ご相談いただければ、状況に合わせて最も負担の少ない費用プランを提案することができます。
選択が難しい老人ホーム探しですが、良い結果につながるようサポートいたします。

クレジット

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老人ホーム紹介センターふくさと
福里 広樹(ふくさと ひろき)

介護職員初任者研修課程修了
福祉用具専門相談員
住環境コーディネーター2級

埼玉県川口市中青木
TEL:090-9960-9242
Mail:sober.fukusato05@gmail.com
営業時間:9:00-18:00
定休日:不定休

事業:老人ホーム紹介・不動産売却・不用品処分・不用品買取etc…

訪問介護・福祉用具営業の在宅介護経験を活かし、川口市を中心に全国10,000施設の老人ホームを紹介


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